2022年1月26日付けの『Science Advances』で、アメリカタフツ大学のニローシャ・ムルガン氏率いる研究チームが5種の薬剤カクテル療法でカエルの手足を完全再生させることに成功したと発表した。
カエルの手足を切断し切断面に5種の薬剤を混ぜたバイオドームを被せ24時間密閉したところ、傷口を塞ごうとする治癒プロセスが抑制され、その代わりに再生プロセスが活発になった。その後の18ヶ月にわたる再生プロセスで、ほぼ完全な手足が再生することに成功した。
人間や動物に適応できれば、将来的に人間を含む多くの動物の再生医療に役立つ可能性があると期待されている。
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