三菱UFJキャピタル 他家iPS細胞由来腎前駆細胞の開発を行うリジェネフロ株式会社に出資 慢性腎臓病に対する細胞医薬の実用化を目指す

2022年1月31日、三菱UFJキャピタル株式会社が運営するファンドMUFGメディカルファンドは、他家iPS細胞由来腎前駆細胞の開発を手掛けるリジェネフロ株式会社に、第三者割当増資による出資を実行したと発表した。

現在、慢性腎臓病の有効な治療法はなく、治療法の開発が喫緊の社会的課題となっている。

リジェネフロは京都大学iPS細胞研究所(CiRA)増殖分化機構研究部門の長船健二教授の研究成果から生まれた革新的な基盤技術をもとに、様々なアプローチで腎疾患の治療法開発に取り組むベンチャー企業。今後、慢性腎臓病の細胞医薬の実用化を目指している。

三菱UFJキャピタルは、同社の再生医療技術が腎疾患治療の新たな可能性を生み出すと確信し支援を決めたとしている。

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