東大発セルファイバが京大iPS細胞研究財団とiPS細胞増殖の効率化を目指す共同研究開始を発表

2022年1月26日、東京大学発の細胞量産技術開発スタートアップセルファイバは、京都大学iPS細胞研究財団(CiRA_F:サイラエフ)とiPS細胞増殖の効率化を目指す共同研究を開始すると発表した。CiRA_Fの理念である「最適なiPS細胞技術を、良心的な価格で届ける」の実現を後押しするとしている。

セルファイバの有する「細胞ファイバ」の技術を使用することで、iPS細胞増殖の製造施設の省スペース化、品質と回収率の改善、プロス開発工数の短縮、製造工程の簡略化などが期待できる。

今回の共同開発により安全で効率のよい製造手法が確立されれば、高額な再生医療費用の低価格化や、今よりも早く治療法を患者に届けることが可能になるとしている。

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