獨協医大 ガン治療にiPS細胞を使ったガンの免疫細胞の新たな効果を発見

2022年4月5日、獨協医科大学はiPS細胞を使ったガンの免疫細胞の新たな効果を発見したと発表した。

研究チームは細胞の量の変化がガンや感染症などに関係するという「MAIT(マイト)細胞」に注目し、マウスのマイト細胞からiPS細胞を培養して、リ・マイト細胞を作製。その後、マウスにがん細胞を移植したところリ・マイト細胞を入れたマウスの方が、入れていないマウスよりも長生きし、さらにリ・マイト細胞を増やすことで抗ガン効果が発見されたとのこと。

同大の若尾教授は「抗ガン効果があることが分かった。それが一番大きな発見」と話す。

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