円形脱毛症治療に光 米イェール大学研究グループ一般的な関節炎治療薬の転用で3人に1人が髪を回復 2022 5/03 2022年3月26日付けの『The New England Journal of Medicine』で、米イェール大学医学部准教授ブレット・キング博士らの研究チームは、一般的な関節炎治療薬「バリシチニブ」を転用したところ、円形脱毛症で半分以上髪の毛を失った被験者のうちの、3人に1人が約8か月で髪をほぼ完全に回復させたと発表した。現時点で米国食品医薬品局が承認した円形脱毛症の治療薬はなく、今後の治験結果が注目される。 研究では、自己免疫疾患による関節炎治療薬として市販されている「バリシチニブ」という経口のヤヌスキナーゼ 阻害薬を、被験者に約8か月にわたり毎日投与した。その結果、3人に1人で発毛が確認され、髪を元に戻すことに成功した。 バリシチニブについては、現在臨床試験が実施中であり、いずれその長期的な効果や安全性が確認されるだろうとしている。 ニコニコニュース また髪の話をしよう。関節炎の治療薬が円形脱毛症患者の3分の1の髪を回復させることに成功 カラパイアの元の記事はこちらからご覧ください 今回の髪の話は夢と希望を与えてくれるかもしれない良い方のニュースだ。 イェール大学の研究者たちが、一般的な関… ニュース 先端医療