アイ・ピース、ジーンクエスト 様々なiPS細胞作製についてドナー特定の飛躍的な効率化を実証

2022年3月16日、I Peace(アイ・ピース)とジーンクエストはジーンクエストの持つ数万人規模のゲノム情報を基に特定の遺伝子特性を持ったドナーを同定し、実際に特定の遺伝子型のiPS細胞をアイ・ピースの量産化技術で作成可能なことを実証したと発表した。両者は本件について、第21回日本再生医療学会総会(3月17日より開催)にて共同発表を行う。

データドリブンの手法を用いることで、短期間に多数のドナーベースから特定の遺伝子型を持つドナーを同定し、特定の遺伝型のiPS細胞を短期間に効率的に作製する事ができるようになる。HLAホモiPS細胞ストックの更なる充実や希少疾患の創薬研究を促進することが期待される。

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