2022年1月19日、メディネットは九州大学と共同研究を進めていた、慢性心不全の治療のための再生医療等製品の製造・供給体制を確立したと発表した。
九州大学は再生医療等製品の実用化に向けて、同製品の慢性心不全に対する有効性や安全性を評価するため、医師主導第IIb相試験の実施を計画しており、既にメディネットと試験実施に関する契約を締結しているが、今回メディネットの製造・供給体制が整った形だ。
これによりメディネットは、PIIb相試験の結果を同製品の製造販売承認申請等に使用する権利を、九州大学と独占的に交渉できる権利を獲得することになる。
現在、国内心不全患者は約100万人とされ、今後も患者の増加が見込まれている中で、新たな心不全治療製品の開発が期待される。
メディネット 九州大学と慢性心不全治療の再生医療等製品の医師主導臨床試験実施に向け製造・供給体制を確…
メディネット<2370>は19日、九州大学との共同研究により進めていた慢性心不全の治療を目的とした再生医療等製品の製造・供給体制の確立に向けた取り組みが完了したと…