新型コロナの予防治療に期待 長崎大学が「5-ALA」で特許取得を発表

2022年4月8日、長崎大学は同大および製薬会社ネオファーマジャパンの研究グループがアミノ酸「5(ファイブ)-ALA(アラ)」を用いた新型コロナウイルスの治療と予防に関して特許を取得したと発表した。

今回、人の体内でも作られる天然のアミノ酸「5-ALA」が新型コロナウイルスの増殖を細胞レベルで強力に抑制することや、オミクロン株を含む変異株でも5ーALAの濃度に応じた増殖抑制効果が確認された。これら研究成果は、今後、新型コロナウィルスの治療や予防薬の開発につながる可能性があり、それらの一部について特許を取得したとしてる。

目次
閉じる