アナフィラキシーとは簡単に言うとどんな意味?現れるアレルギーの症状やアナフィラキシーショック(反応)との違いわかりやすく解説!

アナフィラキシーとは、アレルゲンなどの原因物質が体内に入ることで引き起こされる、全身的なアレルギー反応のことです。今回はアナフィラキシーについてわかりやすく解説するとともに、アナフィラキシーの症状やアナフィラキシーショックとの違いなどを紹介します。

英語名:Anaphylaxis、英語略:-
独:Anaphylaxie、仏:Anaphylaxie
同義語:-

目次

アナフィラキシーとは全身にあらわれるアレルギー反応

アナフィラキシーとは、アレルゲンなどの原因物質が体内に入ることで引き起こされる、全身的なアレルギー反応のこと。発症後は極めて短い時間のうちに、複数の臓器に症状が現れます。

アナフィラキシーの症状ってどんなものがあるの?

アナフィラキシーで起こる症状はさまざま。もっともよく見られる症状は、じんましん、赤み、かゆみなどの「皮膚の症状」と言われています。

続いてくしゃみや咳、息苦しさの「呼吸器の症状」、目のかゆみやくちびるの腫れといった「粘膜の症状」も多く見られる症状です。さらに「消化器の症状」や「循環器の症状」なども現れます。

アナフィラキシーとアナフィラキシーショックの違いは?

アナフィラキシーとは、発症後に短いうちにあらわれるアレルギー症状のこと。

この症状によって、さらに血圧の低下や意識障害など、命の危険な状態(ショック症状)になることを「アナフィラキシーショック」または「アナフィラキシー反応」と言います。

アナフィラキシーショックやアナフィラキシー反応これはとても危険な状態のため、すぐに対応することが求められます。

アナフィラキシーが出るまでどのくらい時間がかかるの?

アナフィラキシーはきわめて短時間で反応があらわれます。しかしですが、その症状が出るまでの時間は、患者の状態やアレルゲンとなる原因物質によっても異なるものです。

蜂に刺された場合や薬物の場合は、比較的早く症状がでます。一方、食べ物などは消化され吸収されるまでの時間があるため、蜂に刺された時や薬物の場合に比べると時間がかかることがあるのです。

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