2022年3月16日、ファンケルは「ヒトiPS細胞技術を用いた感覚神経へのアプローチ」と題しオンラインセミナーを開催し、研究成果についてiPS細胞由来の技術を使ってヒト感覚細胞の再現に成功したと発表した。
これまでの試験方法では解明できなかった化粧品の肌への不快感の原因について、新なアプローチとしてiPS細胞由来の技術で再現した感覚細胞を用いて実験を実施した。その結果、わずかな防腐剤やストレス成分であったとしても、刺激やかゆみといった感覚異常の原因となる神経の伸長と変性を起こしている可能性があることを解明した。
今後はストレス成分による直接的な影響だけでなく、間接的な影響の解明にも取り組み、より安全で効果的かつ、快適なスキンケアを実現したいとしている。
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ファンケルが研究成果を発表―より安全で快適な化粧品開発を目指す「ヒトiPS細胞由来感覚神経細胞技術を用い…
3月16日、ファンケルは、「ヒトiPS細胞技術を用いた感覚神経へのアプローチ」と題し、オンラインで研究成果のセミナーを開催した。ファンケルは創業以来、防腐剤や肌ストレ…