2022年2月17日、ロート製薬は創薬スタートアップのヒューマンライフコード(以下、HLC)と、へその緒由来の再生医療用細胞の製造受託契約を結んだと発表した。
ロートがへその緒から抽出された骨や筋肉など様々な組織になりうる「間葉系幹細胞」を培養し、HLCが今後の臨床試験(治験)での使用を検討する。
HLCはへその緒に含まれる間葉系幹細胞を使い、白血病の治療過程で起こる合併症などの治験を進めていたが、これまで間葉系幹細胞の製造は共同研究先である東京大学医科学研究所内の設備だけで行ってきた。
今回の契約により治験の増加や商業化をみすえ、細胞の供給能力を強化する。
ロート製薬、へその緒由来の再生医療用細胞の製造受託 – 日本経済新聞
ロート製薬は17日、創薬スタートアップのヒューマンライフコード(HLC、東京・中央)と、へその緒由来の再生医療用細胞の製造受託契約を結んだと発表した。ロートはへその…